「歯槽膿漏」「歯周病」「歯肉炎」違いは何?

定期的な歯科検診を行っていないと怖いのが、「歯槽膿漏」「歯周病」「歯肉炎」。
このページでは、それぞれの違いや予防方法について記事にしています。
そもそも、「歯槽膿漏」と「歯周病」の違いって何?
結論からいえば、この2つの違いはなく、同じものだそうです。
昔の歯医者さんが使っていた呼び方が「歯槽膿漏」。
通称としてあるのが「歯周病」です。
「歯周病(歯槽膿漏)」ってどんな症状?
テレビのコマーシャルなどで、お年寄りがかかる歯の病気と思われている「歯周病」ですが、実際には20代で歯周病にかかる人が増えているようです。
歯周病には大きく4つの段階があり、
1.歯肉炎→2.軽度歯周炎→3.中度歯周炎→4.重度歯周炎
の順に症状が重くなります。
「歯肉炎」と「歯周病」の違いは?
前述したように、歯周病の初期の段階を「歯肉炎」といいます。
「歯肉炎」の段階では、痛みはなく自覚症状がありません。
「歯肉炎」の症状は?
歯肉炎は、細菌(プラーク)が歯茎と歯の間で繁殖することで発症します。
痛みの自覚症状はなく、見分け方が難しいのですが、歯茎が赤くうっ血してきたら要注意です。
また、歯ブラシの際に出血をすることがまれにあります。
いずれにせよ、歯周炎の特徴は「自分での判断が難しいこと」。
だからこそ、歯周病の予防には定期的な歯科検診がおすすめなのです。